12月24日の夜
一組のカップル様のために、ホテルオークラ東京のスイートルームをLEDキャンドルや照明、生花を使って装飾させていただきました。
12月24日に設営、12月25日に撤去、というまさにクリスマスど真ん中のご依頼は弊社にとっても初めてのことでした。
クライアント様との打ち合わせで、その方の人間性や想い、最後に話してくださった想像より若かったクライアント様の年齢や、今後のビジョンなど、感心することが多く、できる限り精いっぱいお力になれればと思いました。
ホテルの一室ということもあり、生火の使用や設営時間など、それなりに制限がある中でしたが、事前に調査や準備を行い、スムーズにクリアできました。
もちろん、お二人にとって一生忘れないかもしれない大切な時間を、限られた時間で確実に作るためには失敗や、想定違いなどは許されませんから、原寸(ほぼ)サイズの図面も描きました。
光り物はコンセント駆動の電球や、LEDイルミネーション、キャンドルは全てLEDキャンドルとなっています。
本当は、LEDキャンドルより、生の火のキャンドルの方がそれはそれはロマンチックなのですが、ホテルの一室で大量の生火を使うわけにも行きませんし、そもそも、お客さまが入室するまでにキャンドルを点灯させた後に私たちは退出する必要があるので、LEDキャンドル出ないと運営は難しいと思います。
LEDキャンドルも、そのまま使うのでは芸がないので、全てガラス瓶の中に入れて使用します。
光の反射が増えて、一気に高級感が増します。
大小合わせて200個のキャンドル全てをガラスの器の中で使用しています。
お花は、赤い薔薇というリクエストに添い、赤一色です。
今回初めて知ったのですが、赤い薔薇の価格が一年で一番高いのは、クリスマス時期だそうです。
そのほか、全体を見たときに空間に高さが必要でしたので、白樺の枝に細かなイルミネーションを使ったクリスマス装飾を施し、立った目線の高さに、光と赤を配置しました。
お花と花器は、西荻窪のエルスールさんに協力していただきました。
お部屋に合う、重厚感のある花器です。
Merry Xmas の文字は レーザーで切り抜きました。
ホテルでのお仕事は多いのですが、通常はバンケットやロビーなど共用スペースが多く、客室内での装飾は今回が初めてのことで、作業をするにも緊張感がありました。
その緊張感からか、今回、屋内専用の掃除機を新調しました。運搬ケース付きで、嬉しいです。
このような、ホテルの一室、ご自宅の空間、などの演出も対応可能です。
ホテルの場合は、搬入搬出の件なども含め、ホテル様側とも多少打ち合わせをする必要があります。
クリスマスや、記念日、プロポーズなど、特別な機会に、お力になれれば幸いです。
ホテルオークラ様
https://theokuratokyo.jp/
過去のプロポーズ企画は こちら