2024/6
琵琶湖西岸でのイベント、雨宿りには音楽を。に光の装飾担当で参加をさせていただきました。
今回、空間演出を取りまとめるhidari-kiki-creationの響さんからお声がけをいただき、前年までの様子をまとめた動画を拝見すると、素晴らしいロケーションと、空間によく馴染んだ装飾、それらを優しく包む演奏に期待感が高まりました。
後にお会いしたオーガナイザーの岡部さんも、いつも笑顔で優しく、穏やかで、緩くて、素直で、面白くて、甘え上手で、リーダーシップもあって、まさにこの人からこのイベントが産まれていることがよくわかります。
琵琶湖には何度か訪れたことがありますが、こんなに綺麗なビーチがあるとは知りませんでした。
六日間の滞在では、会場すぐ横のお部屋だったこともあり、朝も昼も夕方も夜も、毎日この琵琶湖を見て過ごしましたが、時間帯や天候、風、などでの表情の変化もあり、全く飽きず、「ここは住める」と何度も口にしていました。出張先や旅先で、ここは住める、と思うことは初めてかもしれません。瀬戸内にも近しいものを感じていますが。
光り物の担当ということで、海に面した二本の松をゲートに見立てての光、水面に浮かぶ光を灯しています。
紅葉を@shinobu_hashimoto さんの真鍮のモビールと一緒に
ステージ演出に使ったキャンドルは、かれこれ15年近く使っているものもあり、ビンテージ感というか、使用した時間や保管期間、度々補修をしたりと、時間と多数の手が加わらなければ出せない風合いが出ています。
キャンドルは消耗品ですが、最近自分が20年近く履いている相当な味が出ているブーツと同じように、メンテナンスをして長く使うことでのみ醸し出される風合い、というのも大事にしていきたいと思います。
会場の白汀苑の今井さんがご厚意で薪サウナを用意してくださり、アッツアツの体で飛び込む琵琶湖は最高でした。
勢いで飛び込んで、メガネを湖底に落としたハプニングも良い笑い話です。
みなさま、良い時間をありがとうございました。
とっても楽しかったですし、たくさんの優しさにも触れられました。